今のポンドル。この後こんなふうに下がるかな。



今夜は雇用統計を控えていたので、日中は大きな動きはありませんでした。

それでも、絞りに絞ったタイミングで2度ほどエントリーしましたが、伸びるか戻るかという勝負で2回とも戻るという結果になり、微益で逃げるにとどまりました。

その後、みんながお待ちかねの21:30米国雇用統計。


ドルシリーズを監視しつつ、やはりドル円で待ち構え、数回スキャルピング。

指標取引は勝ち逃げが鉄則。


かつて、FXを始めて数カ月の頃(デモトレード時代)。

指標取引のボラティリティに魅了され、指標取引ばっかりしていた時期がありました。

その時はなんとまぁ見事にエントリーした直後に逆行し、ドテン後に更に逆行みたいな感じで何度やっても大損ばかり。

ホントに見事に自分が値動きに誘われて思うツボで担がれてホトホト向いてないなと思いました。

その頃、YoutubeのFX解説動画などでも指標はテクニカルが効かないから静観するというトレーダーの言葉もあり、

ずっと指標は「危ない」と決めつけ、バイーン!と爆上げしたり、ズコーン!と暴落したりするのを指をくわえて見ているようになりました。


それから色々勉強し、及川式と出会いました。

なぜ指標取引で毎回毎回自分の逆を行くのか。
参考にしている逆バリ専門のトレーダーさんの指標スキャを何度も見て、
いくつか気付いた点があり、指標取引を再開してみました。

その結果、最近は指標取引で大損する事は無くなりました。

及川式は通貨ペアの相関関係を重視するトレードです。

この、相関関係をしっかり頭に入れ全体を見て指標取引をすると相場が動く方向の真逆に入って信じて待つなんていうトレードはしなくなりました。

また、逆バリトレーダーさんの指標スキャは私の見ている限り一度も失敗していません。

その動画は本当に見事なものでした。

その人がなぜ指標スキャで毎回勝ち逃げできるのか。

それは、欲張らないこと。

指標で動く時は初動は比較的分かりやすいものです。

動き始めて最初の10秒くらいはダマシがある時があります。

そこはダマシがあるかもしれないと知っているだけで冷静に対処できます。

そして本来の方向に動く時、各通貨の相関が重要になります。

「連動してる通貨の強い方」を瞬時に選択し、順バリでエントリー。

ここからプラ転したら一息で利確。

そこから、想定以上のスピードで思ったよりpips数動いた時は一瞬の戻しを狙って逆バリ。

勢いよく戻ってきたら順バリでもう一回チャンスがありますが、ここはもたつき始めたら即終了。

これを1~2分の間でこなします。

これで2回~3回獲って勝ち逃げ。


その後今日のドル円は動いた方向にズルズルと下がり続けましたが、
これは戻るかもしれないし下がるかもしれないのでやりません。

そして指標取引の後は基本的にトレードを最低でも数時間はしません。

遅い時間の時はその日はもうしません。

これは指標取引では非常に集中力を要し、興奮状態になるのでメンタルをリセットする為に時間が必要だからです。

乱高下した波を乗りこなした興奮状態から元の冷静な精神状態に戻るのに、自制心だけではムリでした。


例えば・・・


これから楽しい旅行に行くという途中、立ち寄ったコンビニでチンピラに絡まれた。
一触即発のケンカになる寸前、捨て台詞を吐いてチンピラはどこかに行ってしまった。


このような時、結果として何も起きなかったわけですが、すぐに気持ちを切り替えて
楽しい旅行の続きができるでしょうか。

私はムリです。理不尽なイチャモンに腹は立つし、あとからああすればよかったとか思い返して
悔しい気持ちになるし、その事がしばらく頭と心を占領して楽しい旅行どころではなくなってしまいます。

では、また楽しい旅行に戻るにはどうすればいいのか。

それは、頭を冷やす時間が必要で、時間を置くだけで落ち着き、忘れる事が出来ます。
何もしなくても、ただ時間を置くだけです。

それと同じです。

指標取引の後はあれやこれや反省したりもっと獲れたはずと悔しい思いをしたり、チャートを見ていると色んな感情がまだ残っていて心が乱れまくっています。

なので、自分をリセットする為に時間を置く事にしました。


昔、指標取引で毎回大負けしてたのはこれが出来なかったからです。

当時も1発目は何とか獲れることもありました。しかし、利食いが早すぎてもったいないと感じてしまい、もう一回!もう一回!と熱くなって何度も入りました。すると今手にした利益を一瞬で失うような値動きに巻き込まれ、更に熱くなってロットを上乗せして再エントリー。

そうすると、既に指標相場は終了して、ゆらゆらと含み損を抱えたままボラが収束して行き逃げ遅れて含み損。。。

これが以前の負けパターンでした。

なので、過去にやっていた「ダメな部分」をすべて排除し、通貨相関を見ながら初動だけを獲るようになりました。

及川式の及川さんは指標はやらないとおっしゃっています。

及川さんほど資産があり、通常のトレンドで低リスクでもハイレバで大きな利益を獲れる方は確かに指標取引で余計なリスクを取る必要はないでしょう。

しかし、

・通貨ペアの相関を重要視する
・ハイレバで超短期
・ボラが大きい時に初動を獲る

これらを主軸にする及川式は実は指標取引に非常に向いている気がします。

これとMA乖離からの逆バリスキャを組み合わせて超短期で獲る。

今の所これでうまく行っています。


14日目の残高

58,484円
+542円
+0.9%

(上記の残高と若干違いますが、キャプチャを撮った後一回だけトレードをしたのでちょっとズレがあります)


~今日のトレードの反省と気付き~

指標トレードがうまく行ったなどと書いてはいますが、今日の利幅は0.9%(^▽^;)

結局プラスでは終われているものの、利益を伸ばす為の自信と行動が備わっていない。

勝ちも負けもあらゆる局面を経験し、自分の中で基準となる期待値を持てないと、いつまでたってもチキン利食いになってしまう。

今の所証拠金は一応増えてはいるので、一気に増やしたい気持ちをもうしばらく抑えて、
勝ちの経験を増やしたい。

勝ち続けると調子に乗るもの。
そしてFXを10年以上やって数億まで増やした人でも”やらかす”のだから。

まだ、初めて数年の初心者がこんな所で焦っても意味がない。

と、自分自身に戒めてみる。

今日の指標取引の際もスプレッドは殆ど開かなかったAxiory

ボラが拡がり、短期で大きく獲れるのが魅力の指標取引ですが、スプレッドが一気に開いてしまっては利益が出ません。それどころか、獲れたつもりがマイナスだったなんて事も。

上記のキャプチャを見てもらっても分かりますが、指標で動いた時のドル円のスプレッドが右上に表示されています。
この時は0.5pips。

指標発表直後もだいたいこんなもんでした。0.3~0.7の間。

国内FX口座やXMも見ていますが、ダントツでAxioryのスプレッドが安定していました。


証券口座はいくつも持っていた方がいいです。
証券会社によって得意な面がそれぞれ違うので。
Axioryも色々比較してみるといいかと思います。

そして、指標スキャルのような早業が求められるトレードではやはりプロコン改が欲しいです。



By amaneFX

兼業FXトレーダーの成長日記。 twitter @あまねFX

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