前回の投稿では5分足スキャルピングの勝てたパターンを集めてみました。しかし、同じ目線で見ていても負ける時があります。
それをここでまとめてみて、微妙な違いや逃げ方を考察してみたいと思います。
上記のチャートは非常に難しいパターンでした。1から7までもし自分だったらエントリーしただろうなというポイントを記してみましたが、いずれも微妙な感じです。
順に説明していきます。
①のポイント
下げトレンドの中でMAが集約し大きく動く気配を放ち、その中で右肩差貼りの小さなチャネルを作った時、これはどちらかに大きく抜けると考えて①のポイントでエントリー。しかし上げきれずに下落。そして②のチャネル下限を割った後更に加速し下に急落。
→対処法
これは、②を割った時点でドテンショート。もしくは②を割った時点でロスカット。もし、このどちらかをせずにキープした場合、①の建値には当分戻ってこない。これを格言にするなら
下落トレンドの中でチャネルを下抜けした場合は下落が続く
③のポイント
下げトレンドの中で右肩上がりのチャネルを作り、それを下抜け。
これはおそらく獲れる。獲れるけど逃げ遅れるとロウソク足1本で全戻しされる。
→対処法
やはり早めに逃げるに限る。そもそも難しいチャートなので粘る必要全くなし。分かりやすいパターンまではムリしない。建値決済もあり。とにかく生き残ること。
ただし、下落トレンド中の急落なので結局は再度下値を切り下げるので、この場合は逃げ遅れたら持ち越すのもロットによってはあり。
④のポイント
③の所から再度右肩上がりチャネルを形成しそれを下抜けて再チャレンジのチャンスが④。しかし、行ってこいを繰り返し、プラ転マイ転を繰り返す一番メンタルを揺さぶられる流れ。これはもうやらないに限る。
→対処法
逃げる場所は何度もあるので、一本大陰線が付かないのなら建値付近で逃げること
⑤のポイント
⑤は最悪のポイント。これぞまさしく往復ビンタを喰らうパターン。
→対処法
②のパターンと比べて④のチャネル下限を割れるまでは持続したとすると、⑤の場合は④のチャネル下限で反発して一気にプラ転してる。②の時との違いをここで見極めれば2分の1位の確率で助かる気がする。我慢の限界はこの④のチャネルライン下限まで。
⑥のポイント
このポイントは下ひげでうっかりフライングでエントリーすると急に戻って担がれるパターン。
→対処法
チャネルラインの幅が間違っている。それまでの幅より狭くチャネル幅をとってしまうと、下抜けしたように見えてしまうが、俯瞰で見れば③の前後の上昇チャネル幅を取るべきでその視点で見ると下抜けていない事が分かる。そのままジリジリと上昇トレンドだ。
⑦のポイント
⑥からの長い上昇チャネルが終わるサインがでて下抜けた1本の陰線。この陰線が確定してからエントリーすると担がれる。
→対処法
200MAの上まで来てしまっているので一発目の急落はMAで反発させられる可能性を考慮すべき。つまりトレンドが転換する準備に入っているとみてここはレンジの可能性を考えて様子見をする局面。
なんでもかんでもいつでもどこでも入らない!
まだまだこういう失敗ポイントはコレクションしていこうと思います。
自分の為に。