FXを始める際、まず必要なのがFX取引をする証券会社の口座。
大きく分けて国内証券会社と海外証券会社に分かれる訳ですが、
私が1年以上かけて実際に口座開設したり、デモトレードを繰り返したりした結果、海外FX口座に関しては「GEMFOREX」と「XM」この2択以外は無視してよさそうです。
GEMFOREXは海外口座とは言え、2010年に日本人が設立した会社で現在も取締役は日本人です。サポートも申し込みも完全日本語対応であまり海外口座としての敷居の高さを感じませんでした。
一方XMTRADINGは早くからセイシェル島での金融ライセンスを取得しており、日本人トレーダーが多く利用し、実際に出金を繰り返している報告も無数にあります。現時点では海外口座の中ではトップクラスの信頼性があります。
それでは、具体的に幅広い項目について比較していきましょう。
ざっと、まとめた所こんな感じです。
どちらも、基本的にはおススメの口座ですが、それぞれ特徴がありますので各項目ごとに見て行きましょう。
口座開設ボーナス
現在、XMTRADINGは3,000円ボーナスキャンペーンをやっています。
一方GEMFOREXは20,000円!
しかも、これは口座開設するだけでもらえるクレジットで、入金が条件ではありません。その2万を証拠金にして1000倍のレバレッジで倍にすれば2万円は出金できます。つまり、ノーリスクでハイレバトレードが一度限りできる訳です。
単純な話、FXは上がるか下がるかの勝負なので1回だけノーリスクで当たれば倍、外れればゼロという何ともユーザーに優しいキャンペーンなのです。
ちなみに私もこのキャンペーンで口座開設をしたので、しっかりと「クレジット計20,000と表示されています。
この時点で例えば信頼性だとか、使い勝手だとかを心配するより、まずやってみて入金ゼロでクレジットボーナスを倍にして2万出金できるかを確認するのが一番早いですね。
取引ツール
両社とも取引ツールはMT4を採用しています。
MT5はMT4の後継でスピードや今後の拡張性が高いツールですが、なかなか主流としてはまだ軌道に乗っておらず、既に大量に開発されたEAやインジケータを安定して使えたり、動作の安定性などから今のところMT4でいいのかと思います。
スプレッド
スプレッドとは取引毎に掛かる手数料のようなもので、この数値が大きいほど、不利な位置からのエントリーとなり、その分プラ転のタイミングが遅くなります。
つまり、スプレッドは狭ければ狭いほどありがたいのです。
国内証券口座は最近スプレッド競争が激しくなっており、USDJPY0.2pipsなどとめちゃくちゃ魅力的なスプレッドになっています。
XMTRADINGはこの国内証券会社とは注文方式が異なる為、スプレッドが広めです。一番狭いUSDJPYでも1.6pipsほどあります。しかも、常時変動しているので、取引が活発になったり、ボラティリティが高くなると平気で2.0pips以上に広がったりします。NDD方式という注文方式なので簡単に言うと証券会社とユーザーの利害が一致しているという点では不正をする必要が無く、ユーザーに儲かってほしい儲けて、もっともっと取引してほしいという立場です。
一方、GEMFOREXはDD方式と言って国内証券会社と同じ注文方式をとっています。なので、本来ならもっとスプレッドは安くてもいいと思うのですが、その分、レバレッジ1000倍、追証ナシという利点があるので現在の1.2pipsというスプレッドでも十分魅力的です。
レバレッジ
国内口座のレバレッジは最大25倍程度ですが、海外口座の一番の魅力はやはり高いレバレッジでしょう。1万円から一発5万、10万みたいな取引チャンスがあるのも海外口座ならではです。両証券会社とも888倍と1000倍とそれぞれ魅力的ですが、やってみると、先ほどのスプレッドの違いが結構大きく、せっかくレバレッジが高いのに利益を出すまでの(プラ転)までの道のりが結構差が出ます。プラ転してからの利益の伸び方はレバレッジが高い分一気に利が乗りますが、マイナス方向にも一気に伸びますので、レバレッジが高い取引をするならわずかでもスプレッドが狭い通貨ペアや証券会社で取引する方が断然有利です。
特に、海外口座でスキャルピングをしようと思っている方、レバレッジとスプレッド両方考慮する必要があります。
検証ツール
MT4にはストラテジーテスターという検証ツールが備わっています。
FXで上達しようと思ったら検証は何より必要です。検証を繰り返すことで着実にスキルは上がっていきます。
デモトレードを繰り返せば同じと思うかもしれませんが、検証ツールはそれに加えて時間を大幅に短縮してくれます。要はドラゴンボールの「精神と時の部屋」です。
あと、これは私の環境だけかもしれませんが、XMのストラテジーテスターは正常に稼働するのですが、GEMFOREXの方は上手く作動しません。
この辺は皆様で実際に使ってみてください。
チャートに引くライン
両方ともMT4なのですが、XMのMT4は色々と改善が加えられており、他のOANDAJAPANなどで使用するMT4よりも使いやすくなっております。
一例をあげると、チャネルラインなどを引く際に斜めのラインを使いますが、この斜めラインの長さを調整できるのがXMのいいところです。
この違いは日々使っていく中で結構ストレスだったりします。
GEMFOREXさんに改善して頂きたいものです。
あと、ラインを選択する際にはXMはワンクリック、GEMはダブルクリック。
この違いも日々何度も繰り返す際には少々ストレスになります。
スマホアプリ
私のような兼業トレーダーや、時間と場所お金に縛られない暮らしを目指すトレーダーにとって、スマホアプリでトレードするのは必須です。
MT4のスマホアプリはXMもGEMも同じなので比較はできませんが、正直言ってMT4のスマホアプリは使いにくいです。スピード注文やチャートの切り替えなどが直感的に出来ないので、慌てるとミスもおきます。
この辺はメタクオーツ社に改善を頑張ってもらいたいものです。
サポート
両社とも日本語対応のチャットでのサポートがあります。
私はまだサポートを利用したことがありません。
それほど、特に問題なく現時点まで来ております。
金融ライセンス
XMTRADINGはセイシェル島で金融ライセンスを取得しています。
もともとXM.comという会社があり、こちらはキプロスでの金融ライセンスを取得していました。
しかし、日本の金融庁から日本人向けにサービスを辞めてほしいという圧力がかかり、キプロスの金融庁がそれに応じた為、XMは新しくXMTRADINGという会社を作り、日本の金融庁の圧力のかからないセイシェル金融庁でライセンスを取得し現在に至ります。
そういう経緯から、今後、海外FX証券会社に対してハイレバでのサービス提供を停止するよう日本政府が圧力をかける可能性はゼロではありません。
ただ、そうなったときにある日突然口座凍結とはならないと思いますので、事前に通達があったら速やかにポジションを整理し、出金手続きをしましょう。そういう事が今後あるかもしれないという事を念頭に入れてオフィシャルメールはこまめにチェックしていきましょう。そして、あまり高額の資金を海外口座に置いておくのもお勧めしません。
GEMFOREXについても条件は同じです。現在はニュージーランドに金融ライセンスを取得していますので、資金の分離管理などは問題ないですが、日本の金融庁からの規制などはいつ起きるか分かりませんので、そういう意味ではこちらも注意はしていきましょう。
トータル評価
ズバリ結論から言うと、XMはチャートや検証ツールが非常に使いやすいので、デモトレード口座を開設してまずはチャートを活用してみてはいかがでしょう。
そしてGEMFOREXは高額のボーナスをゲットできるので、ひとまずリアル口座を開設し、20,000円を元手にレバレッジ1000倍で20,000を40,000にしましょう。
そして20,000円を出金してXMに入れれば、どちらもノーリスクで口座開設できます。
億トレーダーへの道は地道で長いですが、スタートは2万でも海外口座のいい所取りをしてしっかり原資を増やして行けば誰にでも不可能ではないと考えます。
GEMFOREXの20,000円ボーナスのキャンペーンはもうすぐ終わるようです。
下記のキャンペーンサイトからアクセスしないと20,000円のボーナスは貰えないので、必ず下記からアクセスしてみてください。
GEMFOREX新規口座開設&証拠金20,000円ボーナス
追記:2020年1月29日、新規口座開設のボーナスは10,000円になりました。
その代わり、入金額の100%ボーナスキャンペーンが始まりました。全員が対象ではなく当選者だけではありますが、ひとまず口座開設して10,000円のボーナスをもらい、自己資金は入金せず、毎日マイページのTOPにあるバナーをチェックしましょう。ここが「当選」の派手で大きなバナーになっていれば、10万円入金すれば口座残高は20万円に、100万円入金すれば口座残高は200万円になります。
追記:2020年1月31日 入金100%ボーナスに当選しました!
XMTRADINGも3,000円ボーナスはつきますので、こちらも下記から新規口座開設し、とりあえず、チャート分析やストラテジーテスターを使って精神と時の部屋に入りましょう。
XMTRADING新規口座開設&証拠金3,000円ボーナス
海外FX口座は圧倒的にこの2択なので他の証券会社は無視していいですが、
参考までに他にも数ある海外FX証券会社を紹介してみようと思います。
ちょっと調べただけでも、リスクやサービスの差がすぐ見えます。
比較する点は、最も重要な3点。
- 手数料やスプレッドなどの金銭的条件面
- 金融ライセンスの有無などのリスク面
- ボーナスなどのキャンペーン内容
- トラブル報告などの問題点
DealFX | USDJPYスプレッド平均1.7pips | 口座開設ボーナス5,000円 |
TitanFX | ボーナス見当たらず | レバ500倍 |
AXIORY | Youtubeで色んな噂が… | 入出金手数料あり |
FXDD | USDJPYスプレッド2.1pips | 過去に色んな事が… |
HotForex | 入出金の為替レートがやばい | スプレッドがよく開く |
などなど。。。
上記に記したところはいずれも金融ライセンスを取得しておりますのでそれ以外の所と比べればまだ安心できると思いますが、いずれにしても今後何が起こるか分からないのが海外FX口座。
こまめに利益は出金してトラブルに巻き込まれないようにしましょう。
こまめに出金する前提の場合、入出金手数料は結構ばかになりません。
また、最新情報などがありましたら追記してまいります。